一 材料集め 葦・籐・帽子について
〈葦〉について
●手に入れる方法:次の二つの地域まで行き、購入するのが一番早い。葦の太さは、標準が10oであります。各自が所有している管のリードが治まる所の内径によって、選ぶ葦の太さが異なってきます。
(A)淀川上流……高槻市道鵜町・上牧町(河川敷の村で葦屋がある)道鵜町には、鵜殿保存会というのがあります。そこの平木さんを訪ねるか、村の方を訪ねても良い。
(B)琵琶湖西湖周辺……特に近江八幡市円山地方
●葦を手に入れる時期:
(A)の淀川上流では、刈り取りが、一月下旬ころから二月下旬くらいまで行われます。その後なら、良いでしょう。但し、太さを選びたいなら、事前に連絡しておくほうが、いいです。
(B)の琵琶湖では、三月中旬から6月に掛けて刈り取りが行われます。それより後なら、いいでしょう。
●購入値段:
(A)では、一本大体50〜100円くらいです。
(B)では、葦を好きなだけ頂ける家といくらかで分けてくれる家とあります。西川宅が非常に友好的です。
葦を刈り取ることもできますが、事前に手続きをする必要があります。また、河川で道鵜と上牧と区分されたところを知っておく必要があります。また、村の人たちとトラブルを起こさないようにもしなければなりません。など色々問題がありますので、購入をお勧めいたします。
〈籐〉について
籐は購入する。(太さ6ミリ〜9ミリ位まで、タバコ寸のものが良い。)材質も難いのや加工のし易い柔らかいものまであるが、堅い中味のつまったものが良い。
〈鳥帽子〉について
帽子の素材は、一番良いのは檜であります。特に目の細かいものがいいです。材料は近くの材木屋さんなどで購入して下さい。
二 道具
◎ノコギリ(細かい目のもの)胴付ノコギリが適している。また、市販のゼットソーノ コギリも安価で良い。
◎切り出しナイフ……市販のものは、研いでないので、研がなければならない。
◎研ぎようの砥石…中仕上げ砥石1000番
(合成で2000円くらい)
仕上げ砥石2000番
(合成で2000円くらい)
ナイフはよく切れないと作業にならないので、各自で研ぎを覚える必要があります。
また、カッターナイフなどの刃が薄いものは、作業には適さないです。切り出しナイフ以外では作業がうまくいかないことがあります。
◎木製ローソク……木で出来たローソク形の作業台です。リードをつっこむ所がローソクの形をしているので、そう呼びます。その先端で、セメも作ります。
◎ひしぎゴテ……リードを火にかけて時、挟み込むものです。大きなペンチみたいなものです。
◎鉄ヤスリ……これは、ノコギリの目立てに使うものです。市販のものを購入して下さい。これを使って、リードの皮をむく時、線を入れて綺麗に削りとります。また、リード自体の吹き口の丸みをこれを使って作ります。
◎和紙……手漉きでもいいですし、文房具屋で売っているものでもいいです。
美濃和紙か、それに近い和紙が適しています。水に溶けやすい和紙は良くないです。
◎サンドペーパー 200番・500番・1000番くらい。通常は、500番くらいです。
◎その他……@小さなペンチ(セメ製作用)A絹手縫い用赤糸(9号)B帽子製作用道具 C葦の中を掃除する棒(割り箸と綿で作ります)
|